深海生物 〜ペットのうんちく情報 雑学サーチ

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深海生物

深海生物というと、アンコウを思い浮かべますよね。
お世辞にも整っているとはいえない顔をしていますが、
アンコウ以外の深海生物を知っていますか?おそらく、知らない方が多いかと思います。
深海は人間にとって、命に関わってくる場所ですからそう闇雲に調査できる場所ではありません。
要するに、未だに調査されていない場所もあるということです。
そんな、好奇心をくすぐる深海の生物達に興味を持ってみませんか?

深海の基準と、深海生物の進化
深海とは、200m以降の水域のことをいいます。
その水域にする生物たちのことを深海生物と呼んでいるのです。
深海は、生物にとってとても苛酷な環境といえます。
水圧による圧迫、ほとんど日が差し込まないための低水温、
深い位置であるためにほとんど光が届かない場所なのです。
ですが、深海はとても広大な広さを誇っています。
地球の72%を占める海域の90%は水深1000m以上の深さをもつ水域です。
しかし、やはり広いとはいえ生物にとっては苛酷な環境であることには換わりありません。
それでも、深海生物達は独自の進化を遂げて、深海に順応した姿へと変わり深海に生息しています。

深海生物の生態
水圧【人間とは比べ物にならない圧の中で生きる深海魚】
水圧は、10mもぐるごとに1気圧がかかります。
1気圧がどれほどの力を持つかというと、ドラム缶を変形させるほどの力を持っています。
熱したドラム缶に水をかけると大きな音を立てて変形する場面を一度、見たことはありませんか?
この現象は、気圧による現象なのです。
1気圧でこれほどの力を持つのですから、一番浅い深海である約200mとしても、
およそ20気圧以上がかかっているといえます。
ですが、深海はまだまだ深いのです。現在知られている中で最も深いところに生息する魚類である
ヨミノアシロ(アシロ科)は、なんと水深8000mの水深に生息しているのです。
ヨミノアシロにかかっている気圧は800気圧。
桁が大きすぎてとりあえず、凄いとしか言い様がない規模です。
この水域では、二酸化炭素は形状を北のままで保つことができず、液体化します。
また、生物の体を構成するタンパク質も変成してしまいます。
しかし、深海生物は深海に住むために進化を遂げています。
ある種の深海系魚類のタンパク質は、浅い水域に生息する魚類に比べて変成しにくいといわれています。
また、深海生物の体には水分と油分は含まれているのですが、気体が含まれていないため、
生理学的に考えると水圧の影響を受けにくいといわれています。



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■水温【安定した水温ですごしやすい】
水温とは、陸上に生きる生物にとっての気温と同じ感覚です。
しかし、水中に住む生物の多くは変温動物であるため、気温の変化には特に敏感な生物です。
ですから、種の分布にはこの水温がとても大きく関係してきます。
ですが、深海は日の光がほとんど届かないほど深いところにあるので
平気的に2℃から5℃のあいだの温度で安定しており、水温の温度差がないという特徴もあります。

■空間【広大だからこそある利点と欠点】
広大な広さを誇る深海ですが、広すぎるのも問題です。
産卵時期になってもつがいが見つけられないという場合があります。
ですが、中層に住む生物達との接触がないため、外敵は少ないといえます。

■光【光がなければ自ら作る、でもなくても大丈夫】
太陽の光は表面の透明度にもよりますが、
青、緑系統の光がおよそ700m〜1300mまで届くといわれています。
しかし、我々人間の場合には200m〜800mで光をとられることができません。
ですが、ここで驚くのは深海生物達の光を感知する力、要するには視力です。
我々の目と比較すると15〜30倍の感度を有しています。
また、太陽の光が届かなくとも、深海の生物達の一部にはチョウチンアンコウのように
自ら光を放つものもいます。なので、場所によっては夕暮れほどの明るさの場所もあるようです。

■食物【表層への依存と、独特の生態】
深海に生息する深海生物の主な栄養源は、表層の有光層(海洋の3%)によって存在しています。
この層で生産されるプランクトンの死骸やホンダワラ類海藻の破片、
デトライタス、糞などの色々な有機物が、肉眼で観察できる大きさの海中懸濁物である
マリンスノーとして深海に降下していき、深海生物の餌となります。
また、深海生物の日周的な垂直移動によって、生物生産量の多い表層域のエネルギーが深海へ順々に伝わっていきます。
ちなみにですが、漸深海域上部の漂泳性動物プランクトン(ぺラゴス)のバイオマスは、表層の1%ほどです。
火山地帯の深海底に見られる熱水鉱床の生態系は、猛毒である硫化水素を
利用する化学合成細菌が一次生産者となって、その生物量が極めて多いことが知られています。
地上のような太陽エネルギーの恵みを受けて増えたり、
成長したりする植物プランクトンが一次生産者となる生態系とは、根本的に異なった生態系を持っています。

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